ズワイガニ|ずわい蟹

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ズワイガニ|ずわい蟹の特徴について

ズワイガニの画像

《 ズワイガニ 》


◆分類→カニ
◆脚を広げると全長70センチ程度
◆地域によって呼び名が変わる?
◆旬な時期→11月~3月
◆生息域→日本海・オホーツク海・北太平洋

 

 


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ズワイガニは、繊細な味が魅力的でどんな料理にも合うことから、
かにの種類の中ではアイドル的存在となっています。

 

 


《 名前の呼び方と特徴 》

 


昔はズワイガニのことを、細い木の枝が東西南北を示すように見えたことから
「楚(すわえ)」と呼んでいたようですが、その呼び方に訛りが生じてズワイガニ
(楚蟹・津和井蟹)と言われるようになりました。

 


地域によって、オスとメスに対する呼び名はさまざまで、少し聞きなれないような
変わった名前も付けられているそうです。

 


◆オス
越前ガニ・松葉ガニ・タイザガニなど

 


◆メス
メガニ・オヤガニ・コウバコガニなど

 


なぜ、地域によって呼び方が変わるのか理由は定かではありませんが、
オスとメスの大きさに明らかな違いがあることからだと考えられます。

 

 


体色は赤茶のような暗い色で、甲羅には膨らみがあり三角形のような形
をしているのが特徴的です。

 


第1・5胸脚が短く、第2・4胸脚は長くなっていますが、オスの甲羅は
最大14センチで、全長およそ70センチにまで育ちます。

 


メスはオスに比べてこの大きさの約半分に育ちますが、性成熟をすると
脱皮をしなくなるため、成長が止まってしまいます。

 


なぜメスは成長を止めてしまうのかというと、短期間のあいだに
産卵・抱卵・幼生の放出を繰り返す役割があるからだそうです。

 


また、ズワイガニは雑食性であるものの貝類などを好んで捕食しますが、
海底に沈んだ魚介などの屍骸(しがい)や自分自身の殻も食べてしまいます。

 

 


《 分類 》

 


ズワイガニは、十脚目ケセンガニ科(旧クモガニ)にあてはまるカニに属します。

 


水温0~3℃の水域を好むため、主に深海で発見されることが多いですが、
分布範囲は非常に広く食用種として重要な存在とされています。

 

 


《 成長と漁期 》

 


産卵期は6~7月が初産とされ、2~4月が経産と言われていますが、
メスは産卵すると約1年~1年半の期間は抱卵します。

 


孵化して放出した後、メスは再び産卵期へ入るため、脱皮することなく
産卵・抱卵・幼生を繰り返して生きていきます。

 


稚ガニへと成長するには100~120日と長い期間が必要です。

 


ズワイガニの寿命は13~20年で、犬や猫と同じくらいと言われています。

 


また、漁期は産卵期と同様で6~7月、2~4月の年に2度引き網や刺網によって、
オホーツク海・北太平洋などで漁獲されます。

 


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