世界中には、数千種類以上にも及ぶ蟹が生息しているそうですが、
日本にはおよそ1000種類しか存在しないとされています。
かには脚の本数や歩き方で、「ヤドカリ・カニ」のどちらかに分類され、大きさはメートル単位の巨大なものから、数ミリしかない小さな蟹までさまざまです。
さらに、かにが生息する範囲は種類によって異なるため、今までに見たことがなかったり名前すら知らないという蟹も中にはいるかもしれません。
そんな中でも、食用として提供されているカニの種類は、決して多いとは言い難いです。
日本を代表する三大蟹は「タラバ・ズワイ・毛蟹」ですが、
この他にも花咲・松葉・越前ガニなど、まだまだ馴染みのない
食用かにもたくさんあります。
ちなみに、海外で出回っている食用かにの中で有名なのは、
「マットクラブ・イチョウガニ・カブトガニ・上海蟹」などです。
しかし、中には食用かにとされながらも美味しいとは言えない蟹もあるそうです。
人それぞれの好みや味覚の違いでそう感じてしまうのかもしれません。
食用かになのに、なぜ「あまり美味しくない」と言われてしまうのか
不思議なところではありますが、調理の仕方や旬の時期ではないときに
食べたということも一つの理由として考えられるでしょう。
ですが、実際に自身で食べて確かめない限り、本当の味を知ることはできません。
当サイト上では、さまざまな種類のかにを味わうことはできませんが、
どういった蟹がいて、どのような特徴をもっているのかはお伝えする
ことができるので、今後の食用のためにもご活用ください。
代表的な食用かにだけでなく、今まで知らなかったカニもぜひこの機会に
知ってくださいね。